【コーヒー豆の紹介】ルワンダ,ンカラ ソイルプロジェクト / ブラジル,ファゼンダ・ウム

先日リリースした2種類のコーヒーはもう試されましたか?
今回はラインナップに加わった中煎りの ルワンダブラジルをご紹介します。

 

 

Rwanda Nkara Lot 1004 SOIL PROJECT

「生産環境について」

2000年に創立されたDukundkawa(ドゥクンデカワ)協同組合は、北部Gakenke(ガケンケ)地区に位置しています。そこで保有する3基のウォッシングステーションのうちの一つがンカラ。3基の中では小さいウォッシングステーションですが、他同様に充実した設備が整っています。

また肥沃なローム層の土壌と安定した17-18度の温度、年間降雨雨量は約1200-1300mmと恵まれた環境でもあります。
連続する丘に挟まれた位置で年間を通して涼しい気候であるため、ここで育つコーヒーチェリーの特徴として、実が詰まり豊かなフレーバーや甘さが発達しやすいことが挙げられます。

「SOIL PROJECT (ソイルプロジェクト)」

ルワンダのコーヒー生産の課題となっている 慢性的な肥料不足・土壌の疲弊 を解決するために「ONIBUS COFFEE」さんが、7回以上ものCOE受賞実績があるドゥクンデカワ協同組合と一緒に取り組んでいるプロジェクトです。(2023年の訪問を機に本格始動)

コーヒー生産の副産物であるコーヒーパルプ(コーヒーチェリーから取り除いた果肉部分)をもとに有機の完熟堆肥を作り、コーヒーツリーに施肥するという工程です。
この取り組みによってこういった恩恵が期待されています。

・コーヒーの生育に望ましい栄養分を土中に戻すこと
・微生物の多様化による土壌環境の改善
・農家自身が有機堆肥を作れるようになることで、輸入肥料に依存しない持続性のあるコーヒー生産が可能に

業界にとっても意義のあるコーヒーを、KIOSKでもぜひお試しください。

詳細情報

Rwanda Nkara Lot 1004 SOIL PROJECT
Area: Gakenke Nkara Washing Station
Variety: Bourbon
Process: Washed 
標高: 1800-2100 m

 


Brazil Fazenda Um

「世界チャンピオンが経営する農園」

Um Coffeeは、現在ブラジルで2度のチャンピオンに輝き、2022年の世界大会で7位に入賞した現バリスタのボラム・ウム氏が設立した会社です。
2023年には見事、世界チャンピオンに輝いた功績の持ち主です。

韓国人一家のコーヒーの歴史は、2007年にステファノ・ウム氏が、カンパーニャのスール・デ・ミナスで農場を購入することを決意したことから始まりました。
今ではコーヒーショップ、自社焙煎所、コーヒースクールの開校と、ユニークかつ幅広い活動をされています。

「多様な生産が可能な整備された環境」

ファゼンダ・ウムでは、ブラジルの伝統的な品種だけでなく、エキゾチックな品種の研究や、さまざまな発酵・乾燥プロセスの研究にも専用のエリアを設けています。
現在の総生産量は1500袋で、手作業で収穫されたチェリーは100%天日で乾燥されています。

本ロットは、ボイアと呼ばれる、樹上でレーズンのような状態にまで乾燥させたコーヒーの実を使って精製したイエローブルボンです。


チャンピオンが運営しているからこその着眼点を活かした技術力の高さと、探究心あってこそのハイクオリティなコーヒーをぜひお楽しみください。

詳細情報

Brazil Fazenda Um
Area: Sul de Minas
Variety: Yellow Bourbon
Process: Natural Boia
標高: 1000-1200 m
Back to blog